今日は何の日
どーも、若旦那です。
「ミュージカルに興味が無さそうなあの人」と紹介されましたが…
はい、その通り。
私はミュージカルに興味がありません。
それ以上でもそれ以下でもない感じなので話を広げられません。
すみません…
ところで今日8月23日は何の日かというと…
『処暑』です。
処暑?
1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けて季節をあらわす名前をつけた二十四節気のひとつだそうです。
処暑は暑さが峠を越えて後退し始めるころを示す言葉ですが、まだまだ暑いですよね。

暑い夏こそアウトドア!という方もいらっしゃるかもしれません。
熱中症にはくれぐれも注意しましょう。
そしてもう一つ、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)にも注意しましょう。
SFTS
最近はニュースでもよく耳にしますよね。
今回のネタはSFTSにしよう!と意気込んでいましたが、過去のブログを見直してみると3年前に書いていました…
しかし3年前とは状況は大きく変わりました。
2023年4月にSFTS患者を診療した医師がSFTSを発症して、国内で初めてヒト-ヒト感染が認められました。
今年6月にはSFTSを発症した猫ちゃんを診療した三重県内の獣医師がSFTS疑いで亡くなり、愛知県でも初めてのSFTSによる死者が出ました。
今年8月10日までの全国の感染者は135人となり、過去最多だった2023年の1年間での134人を超えました。
SFTSの症例はこれまでは西日本を中心に報告されていていましたが、今年は岐阜県、神奈川県、栃木県、茨城県でも初めて感染が確認され、今月7日には北海道でも確認されました。
今まで以上にヒトもペットさんもマダニ対策が大切です。
ところでSFTSも新型コロナウイルス感染症もウイルスによる病気ですが、そもそもウイルスって何なんでしょう。
私、10代の時はウイルスについてあまり理解していませんでした。
細菌やカビとかと同じようなものかな?とよくわからず興味もありませんでした。
しかし、2007年に『生物と無生物のあいだ』という本を読んでウイルスに対する見方が変わりました。
その本には、ウイルスは一般的に認められている生物の定義には当てはまらないけれども無生物であるとも言い切れないと書かれていました。
ウイルスが生物でも無生物でもないと知ると余計にややこしくなりそうでしたが、生物でもないのになぜ動物や植物に感染して増殖して悪さをするのだろうという疑問を持つとともに興味が湧きました。
今では、ウイルスはよくわからないけれども興味深いヤツという認識です。
そんな不思議な存在のウイルスですが、一般的に『悪者』というネガティブなイメージではないでしょうか?
しかし、ウイルスは我々が生きるために欠かせないポジティブな存在でもあるみたいです。
というのも、ここ20年ほどの研究で哺乳類の胎児をウイルスが守っていることがわかりました。
胎児は母親にとっては『異物』です。
通常であれば母親の免疫機構により異物である胎児は攻撃されてしまいますが、胎盤にある合胞体性栄養膜が母親の免疫機構から胎児を守っています。
この合胞体性栄養膜の形成に重要な役割を果たすたんぱく質がウイルスに由来する遺伝子から作られていることが明らかになったのです。
非常に興味深いですね。
他にも、海にいるウイルスと植物プランクトンの相互作用で大気中のCO2が深海へ輸送されて、気象にも影響することがわかってきましたが…話すと長くなるのでやめておきます。
今後さらに研究が進めば、ウイルス自体について、そしてウイルスが生物や生態系に及ぼす影響についていろいろわかってくることでしょう。
最後に…
私がミュージカルに興味がないのはよく知らないからだと思い、ミュージカルについて少し調べてみました。
『ミュージカルとは、音楽・歌・ダンス・芝居を組み合わせた演劇である』
音楽にも歌にもダンスにも芝居にも興味がない私がミュージカルに興味を持つ日は遠そうです。
次回はまんもすです。お楽しみに!