「よっしー、手術やめるってよ」

8月生まれのよっしーですが、めっぽう夏の暑さに弱く毎年夏バテになります。
そんな私が書いた今回のブログでは「タイトルに注目~!!」

はい!
こちらの元ネタは浅井リョウさんの小説および、それを原作とした映画「桐島、部活やめるってよ」です(笑)
こちらの作品は高校バレーボールのキャプテンの「桐島」が部活をやめることにより、
周囲の生徒達の人間関係や学校生活に変化が起こる様子を描いたものです。

実は今回のブログのタイトルにしたものの、私はこの作品を読んだことはありません(笑)
ですが周囲の生徒達にとって「桐島」が大切だったように、
私にとって大切な「右膝」を負傷したことにより生活が一変いたしました。

前回のブログで報告させていただいた右膝の診断結果は「半月板損傷」でした。
その後も再びロッキングすることは無かったものの、負傷した膝を庇うことで段々と右足の筋肉が落ち、さらには足を曲げ伸ばしするたびに膝に鋭い痛みを感じ、サポーターでガチガチに固定しないと方向転換するたびに膝が不安定だったので、「これは手術するしかない」と意を決して主治医に相談しました。

ところが主治医からは「MRI画像だけでは断言できないが、もしかしたら半月板は損傷していないかもしれないから試験的に膝関節鏡視下手術をしてみては?」と思わぬ提案をされてかなり戸惑いました。
数ヶ月前には半月板損傷に対して手術を強く勧められていたのに…まさに寝耳に水の状態でした。
半月板整復術を乗り越えて、リハビリを頑張り、元通りの生活にどうにか戻るところまで思い描いた計画が、私の中で音を立てて崩れ落ちていきました。

これをきっかけに他の病院を受診したところ、
散々言われていた半月板損傷は見つからず「膝関節の軟骨損傷」と「反復性膝蓋骨脱臼」との診断結果となりました。
手術の提案もありましたが、激しく脱臼したことにより緩んでしまった靭帯を整復する手術をしても、元々の骨格的に膝の受け皿が浅いので再び脱臼してしまう可能性はあるとのことでした。
さらには手術後は3ヶ月ほどは安静にして、足に負荷をなるべくかけない生活となるため、手術は選択せずに緩んでしまった膝蓋骨の靭帯周りの筋肉を強化するリハビリに励むことにしました。

ただ…この週に1回のリハビリが「ジムの筋トレなのか?」と思うほどハードで、
今の私の筋力では毎回、次の日には筋肉痛になります。
リハビリを始める前にどれだけ膝の筋力が落ちてしまったのか測定器で調べてもらいました。
膝を伸ばす筋力(大腿四頭筋)が体重に対してどの程度あるかを数値で表した下記のWBI(体重支持値)でいうと、関節に負担なく日常生活を送るための下肢筋力は「0.6」のWBI値が必要ですが、私の右足は「0.4」しかありませんでした。

「歩行障害」という結果でしたが、それ以上に愕然としたことはリハビリで私は息を切らして右膝がガクガクになっていたのに対して、推定75~80歳ぐらいのおばあ様が涼しい顔で難なくこなしていた姿を見た時でした。
しかも私の2倍のメニューを次々とこなしていくではありませんか!!!
もはや「リハビリが必要なのか?」と思うほどでした。

私の今の目標はそんなスーパーおばあ様に追いつき、
最近知った岐阜県の付知峡で森林浴、そして滝を見に行くことです!
目標達成レベルまでの筋力がつくには一朝一夕とはいきませんが、今は積極的にたんぱく質の摂取と筋トレで筋肉を強化していきたいと思います!
次は動画を見ながら、初めてとは思えないほど難なくバルーンアートを作ったあのスタッフです!